「裸一貫」で長崎県知事選に挑む
プロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏が12月1日、長崎県知事選への立候補を表明。この活動資金にあてるため「命の次に大切」という愛用の革ジャンをネットオークションにかけることを、9日、発表した。
背水の陣で長崎に恩返しをしたいという思いから名づけた「裸一貫 ネットオークション」に出品されるのは、大仁田氏が試合中に着ていた「邪道革ジャン」。
命の次に大切なものを手放す心境は
燃えたり、破れたりしているが、本人いわく「命の次に大切」にしていたもの。そんな思い出の品を手放す心境について公式ブログで語っている。
裸一貫で向かう為にも、手放そうと決めました。大切にしてくれる方の手に渡ってくれれば、僕も嬉しいです。ファンの皆さん、力を貸してください。
革ジャンは、特設のサイトを通じて楽天オークションで入札できる。期間は12月20日午後11時まで。第2弾の予告もあり、オークションによる選挙資金の調達という新たな手法に注目が集まる。
来年2月21日投開票の長崎県知事選には大仁田氏以外に、前農林水産省改革推進室長の橋本剛氏、元共産党長崎県委員長の深町孝郎氏、前駐ルーマニア大使の東良信氏が立候補を表明したほか、副知事や複数の県議が立候補を検討中。
大仁田厚の裸一貫 ネットオークション