旧・広島市民球場の観客席や案内板が手に入るかも
ネットオークションを活用する自治体が増えているが、中でも注目を集めそうな品の出品を計画しているのが広島市だ。
広島市といえばプロ野球・広島カープのおひざ元。かつての本拠地・旧広島市民球場の解体を広島市では計画していることから、スコアボードや観客席から芝、コンクリート片までありとあらゆるものを販売しようというのだ。
このうちスコアボードはすでに自治体からの引き合いがあったそうで、そのほかの大型のお宝は企業などへの販売を想定している。
また、観客席や案内板などはネットオークションに出品し、コンクリート片や芝はキーホルダーなどに加工して、平和公園の売店などで販売を計画している。
約1億5000万円の売り上げ見込む
付加価値を高めるために、カープ選手の直筆サインなども検討する考えで、全体で約1億5000万円の売り上げを見込んでおり、解体後の跡地整備事業の基金として積み立てる。
しかし、跡地の利用計画は市議会の反対があるため、予定通り解体されるかは不透明だ。
広島市