ツイッターなりすまし犯逮捕
ロイターによるとアメリカのオバマ大統領や歌手のブリトニー・スピアーズのTwitterアカウントを乗っ取った容疑で、フランス人の無職の男性が逮捕されました。3月24日にフランスの警察により発表されました。
同容疑者は米連邦捜査局(FBI)とフランス警察の合同調査により、フランス中部クレルモンフェランで逮捕されました。
警察のサイバー犯罪部門担当者は、逮捕された25歳の男性がTwitterの管理者用のパスワードを入手し、アメリカのスターや政治家のアカウントを乗っ取ったと話しています。
「容疑者は被害者の個人用アカウントは手に入らなかったが、Twitterをコントロールしていた」とロイターに取材に答えました。
有名人のプライベートが目的
「金目当てではなかった。Twitterのアカウントに進入できると示すことが目的だった。その証拠に、容疑者は機密データを記録し、海賊版ユーザーやハッカー向けのブログに投稿しようとしていた」と担当者は言います。
同容疑者は小額のネット詐欺を行っていたことも知られるが、今回のツイッターの乗っ取りは有名人のプライベートな生活に興味があったようだとも言及。
更に「Hacker Croll」というハンドルネームを使用し、大手ソーシャルネットワーキングサービスのFacebookの個人ページや、グーグルの個人アカウントなども標的にしていた。

ロイター
http://www.reuters.com/article/idUSTRE62N5T620100324