自治体サイトランキングという新しい試み
インターネットコンサルティング会社「ゴメス・コンサルティング」が全国の自治体が開設しているウェブサイトの使いやすさを評価した「自治体サイトランキング」を発表しました。
「ウェブサイトの使いやすさ」と「情報の公開度・先進性」を基準にユーザーに視点に基づいて設定した、約240の調査項目により評価を行いました。同調査では一定の基準を満たす170のサイトを対象とし、50位までを発表しています。
1位は大阪市のサイト
1位は大阪市、2位は三鷹市(東京都)、3位は相模原市(神奈川県)、4位は神戸市(兵庫県)、5位は姫路市(兵庫県)となっており、5位~20位は以下の通りです。
6位 立川市(東京都)
7位 大府市(愛知県)
8位 久留米市(福岡県)
9位 厚木市(神奈川県)
10位 練馬区(東京都)
11位 広島市(広島県)
12位 江戸川区(東京都)
13位 いわき市(福島県)
14位 岡崎市(愛知県)
15位 所沢市(埼玉県)
16位 春日井市(愛知県)
17位 芦屋市(兵庫県)
18位 安城市(愛知県)
19位 板橋区(東京都)
20位 岐阜市(岐阜県)
自治体サイトの現状
サイトの開設から十数年経過しており、”継ぎ接ぎ”のも状態のものが多く、ユーザビリティが低く見受けられます。具体的には難解な表現や、一般のユーザーでは分からない所にコンテンツが存在するものが多く見受けられます。
上位サイトの特徴
メニューページに「~をしましょう」「~が必要です」といった話しかける表現や、文章中の単語をコンテンツへリンクするなど、読みやすさやユーザビリティに優れています。
また、上位サイトで目立ったのが、FAQ(良くある質問と回答)コンテンツの充実です。質問の検索機能や、アクセスランキングなど細やか情報提供が行われています。
確かに民間のサイトに比べ、行政のサイトは古いもの、使いづらいものが多くみうけられます。サービスの対象は国民全体なのですから、インターネットに詳しくない人間でも分かる使いやすさが求められます。

ゴメス・コンサルティングの自治体サイトランキング
http://www.gomez.co.jp/ranking/government