マイクロソフトの展望
マイクロソフトが
政府専用のクラウドシステムとなる「BPOS Federal」(「Business Productivity Online Suite Federal」の略)の提供を、レドモンドで開催中のイベント「US Public Sector CIO Summit 2010」にて発表した。
グーグルも昨年9月に政府の要望に対応するために、政府専用のサービスを提供するためのクラウドを構築する意思を示しているが現段階ではまだ発表されておらず、マイクロソフトに一足先にいかれた格好となっている。政府のお墨付きが貰えると付加価値もサービスとしての質も保証される事になる為、どういった判断を政府が下すのかが、気になるところである。
クラウドシステムへの政府の要求
米国のオバマ政権は政治方針としてコスト削減を目指しており、これに沿った
クラウドを土台としたネット資源の調達に力を入れいている。又、ネット資源という事もあり、セキュリティに関しても厳格に運用する事を望んでおり、マイクロソフトがこの程発表したシステムのセキュリティに関しても高い関心を示すのは間違いないだろう。
今後もしマイクロソフトが選ばれれば、業界のデファクトスタンダードになる事は間違いない。
MSN: マイクロソフトポータルMicrosoft Unveils New Government Cloud Offerings at Eighth Annual Public Sector CIO Summit