今年の秋に自治体選挙を控えたカナダのオンタリオ州にあるサーニア市の市長は、投票率を上昇させるにはオンライン投票や郵送での投票が最良の方法かもしれない、と語る。
Mike Bradleyは有権者の無関心を取り払うため、インターネット投票と郵送投票の調査を進めるスタッフを市議会に要請した。
新たな投票方法への意気込み
ブロガーにパジャマを着替えさせて地下室から引っ張り出すのはとても大変なことだ。それならこっちからブロガーのところへ行くまでだ、と彼は話す。
Bradleyはインターネット投票は実用化されてからまだ2~3年にすぎないjかもしれないが、郵送投票は既に多くのオンタリオ州のコミュニティで利用されている。
スタッフとの当初の打ち合わせによると、もし議会がこのアイデアを指示すれば秋の選挙では郵送投票の選択肢を加えることができ、50,000人の地域の有権者にとって投票はより簡単なものになるだろう。
投票しないための言い訳を人々に与えることはない、というのがBradleyの考えだ。もしこのアイデアが市議会で承認されれば、スタッフは早ければ4月12日にも報告書を提出することができるだろう。
近隣自治体でも
オンタリオ州のもっと小さなコミュニティの中でもAmherstburやIngersollでは既に完全な郵送投票が行われている。Bradleyは新たなシステムによってどのくらい納税者の負担が増えるかについてははっきりわからないとしている。
もしより多くの人が投票に参加でき、なおかつそれがあまり費用がかからないのであれば、その価値は大きいだろう、と彼は述べた。
法律の制定が必要
この動きはアクセシビリティに関する法律の制定も促進するだろう。法律によって市は全ての投票所を障害者でもアクセス可能にする必要がある。
もし、あなたが投票所に当日行って観察すれば、アクセシビリティの確保が如何に難しいかわかるでしょう、とBradleyha話す。「この問題は郵送投票の場合であれば発生しないものである。

Sarnia to ponder online voting
http://www.theobserver.ca/ArticleDisplay.aspx?e=2495987